皆さま、こんにちは!
ホテルマリノアリゾート福岡
副総支配人のなおくんこと、山下 直
1月16日 木曜日のなおくんブログ
1,464号です。
昨日の続き。
ボクが育った昭和五十年代
鹿児島の田舎ってこともありましたが
子どもは、体力や持久力を
無料で身に付けることが出来た。
だって、街中が遊び場だったから
毎日外で遊んでた。
鬼ごっこ、野球、警ドロ(知ってます?)
割と身体を酷使する遊びが多く
汗びっしょりになって走り回ってた。
少年団の剣道もやってたけど
剣道がさかんな地域性もあり
練習は厳しい。
それ以外では、今では存在すら感じない
”裏山”に秘密基地を創るとか
池や沼で遊ぶとか、怪我とか
犯罪に巻き込まれるリスクが
多少はあるにせよ
遊ぶ場所には事欠かなかったよね。
今思えば、ボクたち世代はそうやって
毎日のように体力とコミュニケーションの
トレーニングを繰り返してた。
親が払わなければならないカネは
それについては、ほとんどゼロ。
怪我はしょっちゅうしてたから
医療費は別ね。
そして、よほど本ばかり
読んでいる子どもでもない限り
体力や持久力は、外で遊んでさえいれば
勝手に身に付いてた時代。
そういう意味では、
「勉強しない子は身体を使う仕事に就け」
そんな言葉もあったほど。
そして、タダだったのは
体力だけじゃない。
親以外の大人や年長者から
学ぶ機会も多かった。
地域行事で時節のことを
老人会が子供会と一緒に何かをして
風習、礼儀作法を自然に学ぶ。
それら、ベーシックな生活技能も
タダで教わってきた。
地域の子どもとして
毎日を過ごしていれば、
そんな機会にはおのずと恵まれる。
勉強をしない子どもでも、
地域で暮らしていくための基礎技能は
勝手にインストールされたし、
体力もしっかりしていたから、
批判とかじゃなく
『何をやってもボクは無理だ』みたいな
”ニート”と呼ばれる類の人は
圧倒的に少なかった。
仮に不良になったヤツでさえ
いつの間にか地元の会社で頑張ってる姿を
みかけたりするのも、
そんな「無料で身に付けられる技能」の
おかげだったんじゃないかな。
ところがどっこい。
現在はそうじゃない。
街中を遊び場にする子どもの姿なんて
今はどこにもありゃしない。
放課後が体力トレーニングの場として
機能したのは、せいぜい
平成のはじめ頃ぐらいまでだろうか。
そして、これからの令和時代の子どもが
体力を身に付けようと思ったら
大人に指定された場所で
指定された事をやって
体力をつけなければならない。
文科省の調査によりると
子供の運動能力は、昭和60年をピークに
年々低下し、今では運動能力の高い子と
低い子の二極化が進んでいるらしい。
ってことはですよ。
親にカネを払ってもらって
スポーツクラブとかに通わない限り
子どもは体力を向上させられなく
なってしまった可能性が高いってこと。
更には地域社会も希薄になり、
生活の場が高層マンションとかに
移っていったことで、生活の知恵や
礼儀作法などを地域の年長者から
授けてもらえる確率も、可能性が
完全にゼロにはなった訳じゃないけど
昔ほどの接点が無い以上
多くは期待できない。
表現は乱暴ですが
現代の子どもは
親が意図して授けないものは
何も授からないし、何も身につかない。
かもしれない。
だから、余裕の無い家の子どもや、
親が子育てに注意を向けられない
家庭の子どもは
「何も身につかないし何もできない大人」に
なってしまいやすい可能性がある。
どう思いますか?
極端でしょうか・・・・・
昔の日本は、”安全”や”水”がタダだった。
世界的にみると、それすら異常だって言われてたけど
でも今じゃ、安全も水もお金で買う時代。
どうなんでしょうね。
って言いながら、今日もボクは
これから鹿児島に出張。
スポーツジムに行くのは
来週かなぁ・・・
ジムで子供と触れ合い
夢を語り合いたいと思います。
引かれるんだろうなぁ・・・





