HOTEL MARINOA RESORT FUKUOKA

食紀行♯01 高橋農園・ぶどう園

『自然』を大切に想う
生産者と料理人が出会うとき。
[高橋農園・ぶどう園]福岡市西区
大字小田

今回、日下部総料理長がお伺いした農園は、糸島半島にて無農薬野菜や果物を栽培している高橋農園さんです。

代表の高橋弘毅[こうき]さんに案内されて畑を訪ねると、見慣れない光景が広がっていました。

春菊、水菜、ロメインレタスにルッコラと、同じ畝に多種多様な葉物野菜が混栽しているのです。

種類が多ければ多いほど良いそうで、「人間の子も兄弟が多ければ自然と競争力がつき、たくましく育つ。野菜もそれと一緒で『友太り』と呼んでいます」と教えていただきました。

高橋農園の野菜の葉は1枚がとにかく大きい!

指ではさめば肉厚で、みっちりと身がつまっています。


無農薬なので、そのまま試食するとどれも目を見張るほど味が濃い。

力強く野性味あふれる個性に驚かされます。

そして、無農薬でも虫に喰われず、葉を伸ばしているのは、土自体が素晴らしいから。

「土の元気がそのまま地上の作物になったと思ってください」と満足そうに畑を見渡す高橋さん。

自然と人の健康のために無農薬栽培をはじめたのは30年以上も前のことです。

高橋さんは毎冬、モミ殻を炭化させたものを畑に捲きます。

炭化によってできた細かい穴にバクテリアを住まわせ、土の上で活発に活動させる土づくりは、自然界の力を借りたもの。総料理長も共感するところです。


このような独自の農法により、無農薬では通常困難と言われる「ぶどう」や「いちじく」、「柑橘類」などの果物、そして葉物野菜がのびやかに育っています。

「花が咲いた時が植物としての完成形」という考えも、高橋さんのこだわり。

完成形に至った野菜はその役目を終え、今度は土にすき込まれます。野菜は土に戻り、畑の中で自然の循環が行われるのです。

また、高橋農園は玄海灘をのぞむ海岸線からほど近い場所に位置します。

海の成分を含むであろう畑には、海で育った海藻や魚粉をごくまれに投入しているそうです。

海に近い農園ならではの工夫は、総料理長が大切にする食と風土の関係にも重なります。


「混栽で露地栽培という私の農法では、収穫が不定期です。また、同じ種類の野菜を毎回決まった量で出荷することはできません」という高橋さん。

「それでが良いんです。私たちは今が最高の状態である食材しか必要ありません。今がまさに『旬』という野菜だけを取り揃えて料理をつくりたいのです」と日下部総料理長はこたえます。

自然のサイクルの中で野菜を育てる高橋さん。そして、野菜に敬意をはらい、料理に用いる総料理長。

生産者と料理人という立場は違えど、命ある野菜、命あるひと皿をつくりたいという想いは同じです。

さあ、つづきはホテルマリノアリゾート福岡で。安心・安全なのはもちろんのこと、お客様に幸せになっていただける料理をご用意してお待ちしています。


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