前回、ご紹介した「ハドソン川の奇跡」に続いて、トム・ハンクス

がスピルバーグ監督のもとに主演した「ブリッジ・オブ・スパイ」

を観ました。

スティーブン・スピルバーグ監督とトム・ハンクス、ジョエル＆

イーサン・コーエン脚本と、アカデミー賞受賞歴のあるハリウッド

最高峰の才能が結集した素晴らしい作品。

1950～60年代の米ソ冷戦下で起こった実話を描いたサスペンス

ドラマ。

保険の分野でキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバンは、

ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼

される。

当時は、今以上のアメリアvsソ連の冷戦時代。敵国の人間を弁護する

ことに周囲から大非難。自宅に銃弾が撃ち込まれるほどの立場に立つ。

それでも、弁護士としての職務を果たそうとするドノバンと、祖国

への忠義を貫くアベル。

2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。

死刑確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、

それから数年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットの

フランシス・ゲイリー・パワーズが、ソ連に捕らえられる。

両国はアベルとパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役と

いう大役を任じられる。

第88回アカデミー賞では作品賞ほか6部門でノミネートされた大作

です。トム・ハンクスは私とほぼ同じ歳で、若い頃の「スプラッシュ」

や「マネーピット」「ビッグ」など時代とともに見てきた俳優です。

こんな大スターになるなんて･･･

最新作の「ペンタゴン・ペーパーズ」も、ぜひ見たく思います。

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