梅の開花が間近なのに、桜の話は気が早いのですが、

やっぱり桜が咲くと春を感じるものですね。

そこで、九州一の一本桜の話をご紹介。

やはり、何といっても九州の一本桜は阿蘇の山麓に咲く

「一心行の大桜」（いっしんぎょうのおおざくら）が代表的な

存在です。

熊本地震で、さらに存在感を増した熊本のシンボル。

品種はヤマザクラで、樹齢は400年以上、樹高14m・幹周囲7.35m

・枝張は東西に21.3m・南北に26mにもなる大桜。

かつてこの地を治めた武将、中村（峯）伯耆守惟冬

（ほうきのかみこれふゆ）が眠る墓地内の菩提樹になっています。

毎年約20万人の観光客が訪れ、南阿蘇村では、2002年から大桜周辺

の公園化を進め、花公園、パークゴルフ場、駐車場等が整備されて

います。

丸い美しい大桜でしたが、2004年の超大型台風で枝が折れＭ時型

になってしまいました。

とはいえ、その人気は衰えるどころか年々増え続け、満開の時期は

早朝から行かないと駐車スペースは満車が続きます。

３月下旬から４月上旬が見頃ですが、気象状況によって変わります。

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